コーチング
価値向上へ向けての道
アジャイルは素晴らしい結果や高いパフォーマンスのできるチーム、非常にモティベーションにあふれたスタッフを生み出し、生産から市場までの時間の短縮を可能にします。それにも関わらず大半の組織はアジャイルを採用した時には、控えめで質素な結果しか得られません。
トレーニングコースは、アジャイルソフトウェア開発やアジャイルプロジェクト管理について学ぶための素晴らしいリソースです。学習を確実にものにする最善の方法は、コーチングでさらなる強化をすることです。アジャイルの原則を完全に理解せず実践に踏み切ると、永続的なアジャイル変革に不可欠な継続的な改善を妨げることになります。仕事での新しいプラクティスを取り入れるチームにとってコーチングは非常に重要なものとなります。
アギレルゴは、アジャイルの価値、原則、そしてプラクティスの適応に向けて、そして個人、チーム、部門、マネジメントまたは組織全体など、様々なレベルでの知識と経験のギャップを埋めるために組織を支援します。トレーニングで学ぶ原則が具体的な状況に適応されるように、私達はガイダンスを提供し続けます。
アジャイルコーチングは一人または複数のアジャイルコーチによって行われます。アジャイルコーチングが組織にどの程度必要か、それは組織の課題および現在実行しているアジャイルの質により異なります。月に一度のコーチングで十分な組織もあれば週に数回のコーチングを必要とする組織もあります。
アギレルゴ アプローチ
私達のフォーカスは、お客様に仕事に関する直接の指示を出すことではなく、見直しや継続的な改善を通じて、お客様自身が解決策を見つけ、プロセスを最適化するのを後押しすることにあります。組織の中でスクラムやKanbanのような新しい手法を導入し、外部支援に頼らないものへと加速させるためには、職場で直接行われる効果的なコーチングがカギとなります。私達はトレーニングコースをより充実させるために職場でのアジャイルコーチングでオプションを提供します。
アジャイルアセスメント
お客様をソフトウェア開発、そして製品の成功に導くために、私達はそれぞれの組織やチームを知り、理解することから始めます。お客様の”アジャイルを受け入れる体制”がどれくらい整っているかに着目し、お客様に合ったサポートを提供します。そしてアジャイルを取り入れることの目標と利益をしっかり見据えながらお客様を支援します。ご要望の場合は、お客様とともに改善のロードマップを作成いたします。
アジャイル・スクラム導入
私達はまず個々のチームで、トレーニング、そしてアジャイル・リーン手法の導入を始めます。フィードバックやコーチングを通じ、お客様のチームが変革の一歩を踏み出すサポートをします。チームと一体になってアジャイル研修の継続的改善を後押しする規則、構造、そして価値を習得していきます。
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新しいスクラムチームでは計画ミーティングが困難を伴うことがよくあります。適切なレベルでスプリントが計画されるようコーチ、チームメンバーを支援することで、スプリント計画ミーティングを円滑に進めます。
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多くの新人スクラムマスターとチームはデイリースクラムミーティングを始めるにあたって悪戦苦闘するケースがよくあります。彼らは大抵の場合、詰めに時間をかけ過ぎ、または表面的な状況報告に没頭しすぎて堕落してしまいます。私達はその中からどう最大の価値を引き出すかについて、日々のミーティングに同席しながらアドバイスを提供します。
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反復レビューと振り返りは非常に価値のあるものだということは分かっていても、限られた時間を最大限に活用して行うのは難しいものです。この作業が難航すると、レビューや振り返りは改善のための効果的なツールとしての役目を為さなくなってしまいます。私達は反復レビューと振り返りがよりスムーズに出来るよう支援します。スクラム、アジャイルで継続してチームが成功出来るようにレビューや振り返りの改善をサポートします。
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"Definition of Done" 完了の定義 ー 明確で具体的な完了定義はあまり重要には見られないかもしれませんが、それはアジャイル開発の最も重要なチェックポイントです。一貫した「完了」の意味が理解されていないとベロシティを見積もることは出来ません。逆に完了の共通定義は、スプリントが終了する時点で高品質でバグが最小のプロダクトの生産増加を確かなものにします。完了の定義はスクラムプロセス全体の魂ともいえます。お客様の様々なプロジェクト背景の中でフィーチャー、スプリント、リリースと異なるレベルで有意義な「完了の定義」を引き出す支援を私たちはいたします。
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"Definition of Ready" 準備OKの定義 ー 準備OKの定義により、ユーザーストーリーがスプリントに入れられる準備が出来ているかチームは判断できます。 もし準備OKの定義がプロダクトオーナーや開発チームのメンバーにとって明確にされていない場合とてもクリティカルなものです。DoRがチーム内で共同に認識されていり、各ユーザーストーリーが準備の定義に応じてスプリント計画ミーティングの前に用意されていると多くの時間を節約することができます。私達はそれぞれのプロジェクト環境にフィットした準備定義の提供をするサポートをします。
暫定のスクラムマスター
私達はお客様のチームのスクラムマスターの役割を担います。私達のスクラムマスターは長年アジャイルの指導的役割を担ってきました。その経験を生かしお客様のチームを最高のパフォーマンスへと押し上げ、社内のアジャイル変革プロセスを支援します。
アジャイル要求エンジニアリング
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プロダクトバックログ作成支援: ユーザーストーリーについて、すでに資料を読んだりトレーニングをしたことはあるでしょう。しかし実際にバックログのアイディアからユーザーストーリーを作る時、うまくいかなかったことはありませんか?私達は利用可能な製品バックログ作りを初歩から学べるワークショップを行います.
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要求の優先順位をつける ー ユーザーストーリーの価値
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ユーザーストーリーの分割、共有と統合
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ストーリーポイントの見積もり
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受け入れ条件
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役割モデリングとペルソナ
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ユーザーストーリーマッピング ー ユーザーストーリーとビジネスプロセスとの関連性
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信頼性の高いリリース計画をつくるためのサポート:リリース計画はアジャイルを実行する上で最も重要かつ理解が難しい要素の一つです。バックログの優先順位付けや見積もりされたベロシティをあなたの思い描くリリース計画にどのように反映させていくか、コーチングを通じて私達がお示しします。
技術コーチング: 技術的なレベルでのチームサポート
アジャイルは個々のチームメンバー全員に高度な要求をします。一人だけが高いプログラミングスキルを持っていても十分とは言えません。チームが規則正しく効果的に、そして高品質で製品を提供するためには、アジャイルソフトウェア技術で高いスキルを身につけることが必要です。
私達はプロジェクトで開発者やテスターをコーチングし、継続供給、テスト駆動開発、リーンコード、リファクタリングとペアプログラミングによる実践とサポートを斡旋します。また経験豊富なアジャイル開発者によるチームとプロジェクトのサポートを行います。
大規模アジャイル開発の実行支援
過去数年に渡り、アジャイルへの変革が注目されているにもかかわらず、大規模な変革が成功したという具体例は極めて少数しかなく、失敗や規模縮小の例は枚挙にいとまがりません。成長し続ける大規模アジャイルの実現が求められています。経験の深いアギレルゴ・コーチが、個別プロジェクトのレベルからプログラムマネジメント(Program Management : プロジェクト群を管理するプロセス)、ポートフォリオマネジメントのレベルまで、ソフトウェアのアジリティを実現するためのエンタープライズ・パターンを使用し支援いたします。
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大規模アジャイル開発フレームワーク "Scaled Agile Framework (SAFe)" の導入: ディーン レフィングウェル氏は、“Scaled Agile Framework (SAFe)“の中で、多くのチームや互いに関連し合う大きな組織枠組みで、アジャイルリリーストレインを用いてアジリティを向上させるアプローチを示しました。ご要望により私達は認定SAFeコンサルタントとして組織内部でのスケールアジャイルフレームワークの転換をサポートします。
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SAFe Program Consultantとして弊社では認定コース"Leading SAFe"を提供しています。
アジャイル遷移
私達は、チームや組織が長期的な成功へとつながる形で、アジャイルとスクラムの実践、原則へ適応するために必要な基礎作りをサポートします。また目的を見据えて組織やチームの現在の状況を評価し、変革のための計画作成を後押しします。アジャイルの持続可能な受け入れをサポートする組織内部での反復フィードバックプロセスを確立させます。目標は、高いやる気を活かし”学び吸収する”組織、高品質と高速イノベーションの実現、そして価値ある商品を顧客に届けることです。